● 巷で評判の映画『グレイテスト・ショーマン』観てきました!尺もそこまで長くなくサクッと観られたの予想外。ダレ場など無くコンパクトにまとまっていたので楽しめました。でも、残念ながら自分は、どうにも違和感があって、評判ほどには楽しめなかったんですよ。物語が進行していく中で、キャラクターが「なんだかメロディアスな感じでセリフをしゃべる」と、そこから歌が始まるというあたりは、おなじみのミュージカル展開。ミュージカルシーンは、監督のイマジネーションをVFXががっちりフォローして見事に視覚化していて、そこは本当にお見事。歌と、踊りと、特殊効果がバッチリ決まっていてミュージックビデオとしてはかなりのクオリティーです。

● ただ、その「決め度合い」がバッチリ過ぎて、そこまでの俳優の芝居、動き(立ち位置とかの移動)が、全て「このミュージカルシーンのお膳立て」なんだな、と意識せざるを得なかったんです。そうなると、全てのドラマ部分が、「ミュージカルシーン」のためのお膳立て(予備動作、といったほうがいいか)に見えて来ちゃって、作りものであることを意識しちゃうんですよ。おかげで「物語」に醒めちゃうという・・・。映画なんだから、作り物なのは当たり前なんですけど、なぜそう感じるのかなあ?やっぱり「ミュージカル」というジャンルと相性が悪いのかな、オレ。(映画ファンから不評だったジョエル・シュマッカー版「オペラ座の怪人」とかはむしろ、いや、でもこれおもしろいよ!と感じてたんですけどね。見る目がないのかなあ。

● 本編と全く関係無いけど、今日はドルビーアトモスの環境で観たんです。それだと、予告編の後に例の「ドルビーのデモ画面」が上映されるじゃないですか。音が回り込んだりして、ちょっとグッとくる奴。あれ、テンションがガーっと上がるじゃないですか?なのに、直後に本編には入らず、「映画泥棒」をはさむんですよ。ドルビーもクソも関係無いから、音がペラッペラで、急に「耳が醒める」んですよ。上がったテンションが、どーんと落ちますよ。あの構成、どうにかならないんですかね。いつも感じてたんだけど、本編観てるとそんなこと忘れちゃって人に伝えることもなかったんですが、きょうはしっかり覚えてました!

● 1/72フェアリー・ガネット(トランぺッター製)とりあえず完成しました。キットは数年前ではあるけど、CAD設計で筋彫り、モールドなんかは、かなりシャープで良好。プロポーションもカッコいいし、パーツ分割も「まあ、そうなるよな」という納得出来るものなんですが、いかんせん「パーツの合いがイマイチ」しかも、整形がちょっと面倒な構造になってる。そこがトランペッター!!しかも、デカールが劣化してたのが、ボロボロと分離して貼るのにめちゃ苦労しました。手間はかかりましたが、こうして見れば、まあ満足です。

● とにかく、このフェアリー・ガネットっていうの機体が好きなんですよ。世界で一番醜い飛行機、がキャッチフレーズになってますけど、いやいやいや、カッコいいじゃないですか!!二重反転プロペラ(プロペラふたつあればパワフル、という理由のスタイル)だし、主翼は翼面積が広くてうっすらと逆ガル。しかもタープロップエンジンを主張する、すげえ排気ノズル!!英国海軍機だから、可愛いペンギン塗装に、オシャレな蛇の目マークだって付いてる。カッコよすぎじゃないですか!!動翼、フラップを下げた状態で組み立てたので、この辺りから見るのがいちばんカッコいい!

● 上からみると見えないけど、主翼下は、こんなにド派手なんですよ!(そこも好き!)

● 残念ながら、第二次大戦が終わってからの機体ゆえに、華々しい活躍も無し。しかも、この後、アメリカが開発した対潜哨戒機の進化には置いてきぼりを喰らい、その狭間で注目を集めることもなく、細々と引退していったので、存在が地味なんですよ。でも、同時期の人気者(といっても、一部で、だけど)、ウエストランド・ワイバーンよりは、なぜかキット化に恵まれてるから不思議です。出来ることなら、タミヤ、ハセガワあたりに新金型で作って欲しいところだけど、まあ時事性もないし、売れる要素が見当たらないから難しいんですよ。これ、作って、とりあえず満足したからいいんですけどね。こうなったら、ワイバーンです。10年以上も、積んだままになってる我が家のモノクローム製のキット(トランペッター1/48の縮小型なんじゃないか、あれ)を作る前に、リリースして下さい!!あのキット組むの怖いです!