● 今日は早朝から東映の撮影所で取材。帰宅して先週の取材の文字起こし作業をして、夕方からオタク大賞マンスリーで高円寺。曇っているわりにはずっと蒸し暑くてほとほと疲労しました。

● 今日のオタク大賞マンスリーはテーマに「平成ライダー」を選んで、色々あって「RX、真、ZO、J」の4本を取り上げたんですが、これが実に良かった。構成担当の人間がこんなこと言うのもなんだけど、本当に充実した内容で、観た人も満足度高かったんじゃないかと思いますよ。前回も面白かったんですけども、今回はちょっと思うところがあったのです。生配信を見逃した方でも、タイムシフト視聴が可能です。

● 「仮面ライダー」は時代に沿ってその内容も移り変わってきたわけで、自分は小学校1年生の時に「仮面ライダー」の漫画と放送がスタートした世代。そんなわけで常に基準は漫画版とテレビ「仮面ライダー」(正確にいえば印象深い2号〜新1号編)が「俺にとってのライダー像」なんです。だから数年経った「仮面ライダーストロンガー」でさえ、ちょっとした違和感があるし、平成ライダーはもはや「別もの」のようにも感じるのです。ところが今日の登壇者のガイガン山崎さんや四海鏡さんにとっての原体験は「仮面ライダーブラック」。そりゃもう、基準が違って当たり前なんです。それなりに心は広い方なので、「真」も「ZO」もそれなりに面白く観たんですがやっぱり思い入れや愛情には温度差があって当然ですよ。二人のトークは、原体験の感覚と、取材で裏打ちされた情報、それに何と言っても愛情があるので、その語りの中から作品の面白さがびんびん伝わってくるんですね。つまり「作品」を語るに適した世代が、いつの時代もいるということ。(もちろん、ほかの世代が語る意味もある)

● 歴史ある「仮面ライダー」の魅力を語り継ぐ、書き留めておくには、やはりその世代に沿って語り部も、筆者も変わっていくことが有効なんじゃないかとつくづく感じました。俯瞰した評価が大事でなことは承知の上で、当事者(当時者)の評価というのは、やっぱり特別なものがあるんですよ。だから、クウガ以降は、ひょっとしたら今後、さらにその下の世代が語っていくべきなのかもしれません。放送や、イベントにおいて自分の役割は「語る場を整える」ことでしかないんですが、そういうある種の使命感は感じました。これ「仮面ライダー」に限った話ではないところが大事なところです。

● ちなみに「仮面ライダーブラックRX」は当時、石ノ森ラインからふっ切れたデザインに好感を持ちました。今となってはブラックの方が石ノ森していて好きですけど、当時は「うわ、新しい」って衝撃があったので、嫌いじゃないです(作品の内容とはまた別の話)

● そうだ特撮といえば、庵野秀明プロデュースの成田亨複製絵画の通販。マイティジャック多めなのでちょっと微笑ましかったです。