2006-09-15「ドバイは砂漠だ」

●朝起きて、ホテルの近所をぶらぶらしようと出てみたら・・・ヤバいです。暑すぎ!フロントで温度をきいたら、どうやら40℃だそうです。湿気も強烈。5分経っていただけで汗だく。びびって、ホテルに引き返したらフロントの前で「デザートツアー」(たぶん)の募集をしてました。夕方から砂漠に出かけて夕飯食べるので、180DH(ディルハム)、約6000円ってとこでしょうか?なんだか怖いし、安全面も気になったのですが、ここで逃すと機会を失う!と判断。ヒヤリング能力の無さゆえ、詳細も理解できないまま勇気をふりしぼって金を払いました。チャレンジャーだなあ、オレ。

●集合時間は夕方4時だというので、出かける事に。目的地は近所の(といっても車で10分の)ショッピングモール。ドバイという街自体、一箇所のオフィス街と、一箇所のリゾートビーチ。そして、10数カ所のショッピングモールで成り立っています。つまり、それ以外は「持たざる者の住む居住区」で、旅行者が立ち寄れる場所ではないのです。(空港内にモスク(礼拝所)があったのが唯一イスラムな匂いを感じましたが)

●で、そのショッピングモール。オレが行った「シティセンター・ショッピングモール」ですが、馬鹿でかい!

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●んーと、端から端までが、歩いて5分。新宿駅から新宿三丁目くらいまであるって雰囲気ですかね。だって、巨大スーパー「カルフール」が入ってるのですけど、それが全体の3分の1って感じ。しかも、その広さの3階建てです。全部は見れねえ。超高級なブランドショップから、カジュアルショップまで入った総合施設ですが、扱っている物はほぼ「欧米」のものでした。ブランドショップの物価はほぼ日本と同じか、ちょい高めくらい。買い物には全く不自由しません。働いている人たちも、欧米系、アジア系、アフリカ系といますが、アラブ系の姿はあまりいないようです。ドバイそのものが生み出した文化という物がみえない、巨大な消費都市というわけです。創造主のいない、バーチャル欧米都市。SFでしょ?

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●プレイモビルの品揃えもばっちり(日本で手に入るものばっかりだけど)。プラモデルはエアフィクスのしかなかったけど渋いラインナップ押さえてます。ドールは「ブラッツ」が人気の模様。あ、ドルガバの携帯なんて成金ぽいのもありました。そんなショッピングセンターでオレが何を買ったか?というと・・・

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●やっちゃいました(笑)BF団幹部というか、独立幻野党というか。これでモールを歩いてたら、すっかり現地人の人気者に(ノД`)おのぼりさん丸出しです。だって、欲しかったんだもん。

●昼間はなぜかカリブレストラン(だって、とにかくモール内はイスラムっぽい物が皆無なので)でしたが、ウエイトレスが持ってきて開いたメニューが、キッズのページ。ムッとしましたが腹が減っていたのでスルーしましたが、この屈辱はしばらく忘れないでしょう。

●あと、大失敗をもうひとつ。おみやげ関係(彼女へのアオザイ&ラクダのぬいぐるみ)を送ろうとしたらDHLのカウンターに案内され、『ああ、知ってる知ってる!」と迂闊に手続きとったら、料金15000円(ブホッ)。もう後の祭り。これだったらもっといい宿に泊まれたよ(ノД`)アホだオレ。

●で、夕方から問題のサファリツアーです。ランドクルーザーに6人の客が乗り合わせて、(そんなランクルが10台ほどでキャラバンを作って近場の砂漠地帯まで行く訳ですが、オレの乗った車はパキスタンのカップルと、インドのおっさん3人組。ドライバーがパキスタン。しかもみんな大人しくてシーンとした車内。砂漠の丘陵をワザと蛇行したり、急ハンドル切ったりしながら、スリルを楽しむドライブなのですが、キャーキャー言ってるのはオレ一人(ポツーン)疎外感バリバリです。

●どうなる事かと思ったのですが、やっぱり地平に沈む夕日は綺麗でした。

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●さらに、砂漠の真ん中にあるキャンプ地で夕食って段になった時、日本人グループとの出会いが。実はマーケティングの仕事(下着メーカーさんらしい)でドバイに来ている男女と、観光に来た姉妹という4人で、これがみんないい感じの人たち。すっかり一緒に盛り上がって話に花を咲かせました。ひとりぼっちの海外で、やっぱりほっとする日本人です。

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●女の子たちは、これがまた、3人とも可愛い子でした。ラッキー!下着メーカーのちっちゃい女子社員(右端)がまたキュート!同行している男性社員の方がうらやましいですね。

2006-09-17「豊かな人たち」

●ついに見つけた無線LANスポット。と、いうわけで書きためてた日記を一挙三日間更新です。

●ドバイ最後の日は、せめてハイクラスの世界を覗き見しようと考え、(もちろん最低一泊10万円という「バージ・アル・アラブ」は無理としても、せめてナンバー2の「ジュメイラビーチホテル」ではどうだ?と考えた訳です。先日、予約の電話を入れてあったのですが、オレの英語のつたなさゆえか何とブッキングミス!慌てて近場でホテルを探すはめに。今日は、のんびりビーチへ行こうと思ってたのに・・・。

●そんで見つかったのが、これまで宿のあったオフィスエリアと、豪華リゾートエリアの中簡にあたる場所。なんと海沿いのリゾートホテル「リージェントビーチホテル」です。2階建てのこじんまりした作りですが、綺麗でアットホーム。部屋は、全てとにかく、買い物か買えた観光客が皆無で、みんな「のんびりしに」来てるお客ばかり。こっちの方がある意味ハイクラスかも?値段も張り込んだとはいえ、1泊2万円なんで(昨日のDHLの件があるので)これで良し!としよう。

●せめて見学でもと思った「バージ・アル・アラブ」は宿泊客以外、入れてくれないって(泣)。ケチ!せっかくなんで、庭園の中をフネで部屋まで移動するという、大バカファンタスティックなホテル「マディナット・ジュメイラ」を見学に。ここも、負けじと豪華ですが、ラウンジのカフェは来客でもウェルカムだったので、弦楽四十奏など聞きながらVIP気分満喫。

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●その後、タクシーの運ちゃんが「へいへい、シティセンター・ショッピングモールに行った?あんなのすげー小さいよ。よし、オレがドバイ再新最大のモールに連れて行ってやるよ」ってんで、連れて行ってもらったのが「モール・オブ・ザ・エミレイツ」。運ちゃん、本当にすまんかった。センターシティなんて足下に及ばないくらい馬鹿でかいです!何しろ砂漠の真ん中のこの施設にスキー場まであるし(笑)

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●世界中の一流ブランドが集まってて、例えるなら新宿のショッピングエリア+渋谷ショッピングエリア+お台場の施設全部を足したくらい(面積も、規模も)です。ひとつの街として考えても巨大すぎます。マクロスどころの騒ぎじゃないですよ。

●んーと、端から端までが、歩いて15分。死ぬほど客はいるけど、広いから混雑はなし。巨大ドームの中にも関わらず、どこでも喫煙オッケー。喫煙者にとっては今時、天国のようなところです。世界を知らないオレが言うのもなんだけど、おそらく、ドバイほど贅沢が出来る街ってないんじゃないでしょうか?昨日のデザートサファリは、確かに観光化された、疑似砂漠体験だったけど、確かに砂漠そのものには、「死」を感じました。正確に言うと「生きてない」って感じ。やっぱり、砂漠という自然は人にとって恐怖なんです。(美しいけれど)そんな中に街を作ろうと考えたとき、金持ちは、過剰になるんだろうなあ、と感じました(日本人の上っ面な思い込みかもしれないけど)。センター内にはあちこちに、現在建設中の豪華マンションの売り込みブースがありました。今後、まだまだ飽食の街は増殖し続けるのです。

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●やっぱりこの街には、独自の文化を感じません。全て日本や欧米からの借り物です。しかし、それでも構わないと、この国は考えているのかもしれません。生活に便利な物。快楽。それはみな金で買ってきた物でいいじゃん!と。アラブは、金で、アメリカも、ヨーロッパも、買い取ったのです。唯一、宗教だけをのぞいては。

●温度差にやられて、頭痛がひどいので寝ます。(しかし、いつになったらこの日記upできるんだろう?

2006-09-18「ドバイはメシが一番だめ」

●そもそも、いろんな事を体験してみよう、面白い事を探そうという理由で始めたたびなので、年寄りみたいに「のんびり」するのだけはやめようと思ってたんですが、せっかくリゾートホテルに泊まっちゃったんだから、と今日はリゾートな雰囲気を楽しむ事に。ジュメイラビーチに隣接したホテルなんで、海は歩いて30秒。昨日買い込んだ海パンをはいて、海へ。綺麗なんだけど、気温のせいで海は超生ぬるいです。日差しがすさまじすぎて、あえなく30分もいれずに退散。その後、ホテルのプールでざぶざぶしたけど、こういうの一人じゃつまんないですね(笑)

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●一応、自分の足だけ入れ込んでみました。

●何しろ、今日は夜中の3時にフライトなので、チェックアウト後の時間が死ぬほどあるんです。ホテルに荷物を預け、無線LANを探してショッピングセンターへ。やっと見つけたインターネットサービスのあるカフェで、しばし更新&エジプトの調査。

●改めて思いますが、この国はオレに美味いものを食わせてはくれないんでしょうか?町中で庶民が食ってるのはドネルケバブとか、シシカバブ&サラダ。秋葉原でも食える、あの味です。ショッピングセンターのフードコートは、日本でもおなじみのファーストフード(ハンバーガー、フライドチキン、チャイニーズ、ドーナツ)ばかり。どれも、大味!さすがに我慢できない!と、思い切ってイタリアンの店に飛び込んだのですが・・・まずいよカルボナーラ。

●理由は、麺がまずい(生パスタらしいけど)!モダン焼きの中に入る太めのそばみたいな食感でぶよぶよ。ベーコンはイスラムの常識(?)ビーフベーコン。これがまたジャーキーみたいで、旨味もなく、カルボナーラには全く合いません。そもそもカルボナーラなんて頼むんじゃなかった(泣)エジプトもイスラムなんで豚肉は御法度。しばらくは、美味いベーコンにありつけませんね。スーパーでは豚肉コーナーが精肉コーナーとはセパレートされていて、なんと豚肉100グラムが1000円という超高級品になっていました。こと、食い物に関しては、ベトナムからの落差がデカすぎて凹みます。

●それにしても、経済的には豊かだなーと思う。海岸線には、政府関係者(いわゆる生粋のアラブ人)に支給された住宅がずらりと立ち並び(当然ながらすげえ庭のついた豪華な一戸建てですよ)、いたるところで豪華絢爛なビルディング(それが、ショッピングセンターなのか、オフィスビルなのか、マンションなのかは分かりませんが)の建築ラッシュ。たぶん、あと5年は上り調子でエスカレートしてゆくのでしょう。移民とおぼしき、バングラ、パキ、チャイナ、タイあたりがメインの労働者。地元アラブ人は働いてないです。経済的に満ち足りてしまえば、あとは「消費する事が生きる事」になるんだなあと実感。もう、善悪ではないですね。アラブの民は一生懸命生きているのだと思います。

●ちなみにミクシイは、この国のドメインを通すとブロックされてしまいます。イスラム圏からのサイバーテロ対策?(エジプトもかなあ)しばらく、あちらはお休み。メッセージは直でメールくださいね。