2006-09-27「いいよ!いいよ!ヘルシンキ」

●朝起きてみたら、どんより曇り空。これこれ、これが北欧の空ですよ!

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●外に出てみたらマジ寒い。やばい!これは本格的に冬服買わなくちゃ!!と思って、雨具に用意してきたパーカを羽織って出かけたところ、1時間もたたないうちに晴れ渡りました。助かった。

●今日は市内を中心に気になるポイントをガンガン攻める予定!!で、まずはムーミン切手でおなじみの、ヘルシンキ中央郵便局へ!・・・ムーミン切手って季節ものなんですか?今は売ってませんよ!と冷たい窓口のおばちゃん(ノД`)気を取り直して、郵便局に併設されている、郵便ミュージアムへ。ここの従業員のお姉さん(おばさん)たちの制服が、ロンングスカートで素敵でした。

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●なんつーか、ロッテンマイヤータッチですよね。

●街中に出てから向かったのは、ヘルシンキで唯一の五つ星ホテル「カンプホテル」にある、カンプギャラリア。ここは、フィンランドのブランドの名店街なんですが、その中に「ムーミンショップ」があるのです。ラインナップはやっぱし日本よりも豊富。もちろん、良い物、そうでもない物が入り乱れてましたが、荷物にならない程度の「良い物」だけを厳選して購入。後日、タンペレにある「ムーミン博物館」に行く予定なので、ここは控えめで(笑)。しかし、この界隈だけでも、可愛い物が次々に目に入りますね。ぬいぐるみのタグも、もろ好み!!

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●あと、テキスタイルデザインのブランド「マリメッコ」に貼ってあった子供服のポスターもカワユス!

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●街角のそこかしこでみかけるアイスクリームメーカーのマスコットペンギンも、可愛いよなあ。色も、すごく「フィンランド」です。

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●その後、噂の「かもめ食堂」(ヘルシンキで小林聡美が日本食の食堂開くっていう映画)の撮影に使われたという、「スオミカフェ」へ向かう事に。その途中で、妙に可愛いデザイナーズショップを発見。アクセサリーから洋服まで、とことん「懐かしくて可愛い感じ」なんで店員さんに話を聞いてみたところ、全てリサイクルした物ばかりのコンセプトショップなんだとか。ちなみに、この可愛いジャケットは、フィンランドアーミーの軍ジャケットを、染め直し、シルエットを縫製し直し、ボタンを付け直して作ったのだそうです。

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●可愛いなあ、買っちゃおうかなあ?とか思ってたら店員さんが「東京にもありますよ」とカードをくれました。「あるのかよ!!」と思わず叫んじゃいました(笑)「SECCO」 というブランドで、都内でも扱っているお店があるようですが、このジャケットだけはなさそうなんですよねー。迷うところ。

●あ、もちろん「かもめ食堂」も見つけました。本当に人通りも少なく地味な通りにぽつんとある、地元の人御用達の食堂です。もちろん映画と違って、生粋のスオミ料理。

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●周りで食べてるランチメニューを見ると、凄まじいボリューム。「量の少ないのないですか?」と聞いたところ、店員さんが親切で「ランチならハーフサイズで半額でいいよ」との事。訊いてみるもんですね。サーモンのクリームスープと、ポークカツとライ麦パン。それからふかしたジャガイモ3つに、1ドリンクがついて半額の600円。(そうそう、フィンランドは結構物価が高いのです)しかし、・・・これでハーフサイズ。ですからねえ。

●北欧一番の規模!というデパートと、その隣にある本屋さん(ヘルシンキの紀伊国屋ですね)も、ひとまわり。この本屋さん、フィンランド出身の建築家「アールト」が設計したものだとか。広いスペースを吹き抜け3階建てにして作られた開放感のある雰囲気が気持ちのいい本屋さんでした。コミックコーナーも日本のマンガから、バンドデシネ、アメコミまでなかなかの品揃え。英語版コミックはこれまでもずいぶん見て来たけど「げんしけん」まで出てるんですもん。外国人に理解できるのかなあ?もちろん、ムーミン関係も充実してるんですが、印象深かったのは、ベビーブック(赤ちゃんの記録を書くノート)がいろいろ可愛いのです。

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●とにかく、街の可愛さのクオリティとしては、かなりの水準ですね。フランクフルト、ベルリンと比べても相当、素敵都市。ここなら住んでもいいよ!(やっぱ、模型がないのだけは問題だけど)犬だって可愛いんですよ。

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●さて、明日はどんな可愛いものに出会うのかな?

2006-09-28「夢のムーミン谷へ」

●ムーミン博物館を目指して今日は、はるばるタンペレまで約2時間の電車移動。まあ、チケットの予約(全席指定の特急のため)の段階で、時間を間違えて「既に出発してしまった列車」の座席を主張して、窓口のおばちゃんにあきれられた所からして、ダメ日本人丸出しでした。実はヘルシンキ到着後、時間合わせをしてなかったのです(汗)乗り込んだのは、フィンランドの特急、インターシティ(通称、IC)。

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●タンペレはさすがに地方都市。ヘルシンキとは違ったのどかな空気が流れてます。ここで、のんびり公園を散歩!とかしたいのは山々なんですが、冷たい小雨が降っていたため断念。タクシーで一路、タンペレ市立図書館(Metso-メッツォ-「雷鳥」というあだ名がついている。カッコいいぞ、単なる図書館なのに)へ。この図書館の一階が 「ムーミン博物館/ムーミン谷」なのです。着いたとたん入り口に!!!

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●オレはとうとう来てしまった!!この聖地に!!俄然盛り上がる40代日本男児。と、入り口で「写真撮影厳禁」との注意書きが!!ここからは、ご想像していただきたいです。

●館内は、薄暗くて、壁際にずらーっと並んだムーミンの原画。今は、「What is this?」というタイトルで、新聞に掲載されたムーミンコミックの特別展らしく、原画と並んでトーベヤンソン&ラルフヤンソン(弟)のラフ原稿までが展示してありました。さらに、オレが食いつきまくった見所は、フロア各所に置かれた数々のガラスケース。中には、ムーミンの物語のワンシーンを再現した、チョー可愛いダイオラマ!!約40ほどありました。素材は様々ですが、家や、小物には木材が使われていて、結構本格的なドールハウスみたいな物でしょうか?キャラクターはどうやらカポックか、石粘度。衣服は布で作られています。スナフキンとかミィの髪の毛は、ちちんとドールヘアや、ロングファー。似てないっていやあ、似てない代物も多いんですが、本場の迫力って奴で許しちゃうわけです。圧巻は、トーベ自身が造型に参加したという、高さ1メートル以上あるムーミンの家。暖炉から、地下倉庫から、厨房から、内部が見事に再現されていて(木製のカットモデル)可愛いのなんの!!御見せできないのが、本当に残念です。

●ミュージアムショップでは、書籍が充実。あと、ポスターにイイものがあったんですが、さすがに持ち運ぶ訳にもいかず断念。そうそう、館内案内のガイドブック(貸してくれる)は、日本語版もあってびっくり。日本人観光客、多いんでしょうね。でも、いや来て良かった!!!大満足。

●ついでといっては何ですが、タンペレ名物、フィンランド一高い、市民憩いの場、「ナシンネウラ・タワー」(130メートルくらいだった)にも行ってきました。ウィークデーで、雨模様。さすがに人はダレもいません。

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●エレベーターに一人乗り込んだら、妙にガタガタいいながら登り始めます。ちょっと不安にもなりましたよ。展望台からの眺望はさすが!ですけど・・・、やっぱ雨の日だから寒々しくて、こちらは「来なきゃよかった」と思いました(ノД`)

●夜はヘルシンキに舞い戻り、念願のトナカイの肉を食べに「地元料理」のレストランへ。さすがに、地元でもトナカイは「よそ行き」のメニューらしく、そこそこのレストランに入らなければ置いてないのです。オレが入ったのはドレスコードなしのカジュアルな「ラップランドレストラン・スオミ」。老舗レストラン「ラッピ」のカジュアルラインっていう新しいお店で、内装はモダン&カントリーのこぎれいな雰囲気(本店はめちゃ重々しかったです)。で、こちらがトナカイ(こちらではPOROと呼ばれてます)のソテー!!

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●ソースはフィンランドお得意の「ベリー」を使った甘酸っぱいソースですが、肉は完全にフィレ!ミディアムレアの焼き加減で、最高に柔らかく、牛よりも臭みのないお肉でした(少し、血っぽいかな?)。安けりゃ、また食いたいです。お値段28ユーロ(3800円くらい?)。デザートは、熱々のベリーケーキに、ベリーアイス添えとコーヒー。しめて5000円ちょいのディナーでしたが、ラップランド料理、堪能しました。

●おまけに、タンペレからの帰りの電車で、隣席に座った白いハイソックスがまぶしい女子高校生写真。ヘルシンキは素敵ハイソックス率高いです。

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●念のため、盗撮じゃないですよ(笑)座席の確認(マジで、指定券の見方がわかりづらいんです)で話しかけたので、少しだけお話したのです。どうせ聞くなら、オッサンより女の子ですよね。ヘルシンキ市内でオッサンに道聞いて、昼間から酔っぱらってた率4/5。どんな街なんだ。

●犬も載せとくよ!わんわん。

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2006-09-30「欲張るように動き回る」

●朝から、ホテル替えの移動。今度は比較的サービスがしっかりした「スカンディック・シモケンタ・ヘルシンキ」という、何の事やらさっぱりの呪文の様な名前のホテル。案内所から電話してもらったら、部屋が空いてたらしく、特別サービス料金で泊まれるとの事。行ってみたら、びっくり!かなり良いホテルじゃないですか?インテリアとかもかなり素敵な、いわゆるデザインホテルです。近代的すぎるので、ヘルシンキっぽさがないけども。(なんて贅沢な文句

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●ラッキーだけど、明日、早いのです。滞在時間は短いのです。チェックインは昼過ぎとの事だったのですが、残るフィン時間を無駄にしたくないと、ホテルに荷物を預けたら、張り切って市場へ。あらら、平日のせいか、活気ないです。野菜はキノコが大量!果物はベリーだらけ!お国柄は楽しめました。

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●さらには、フェリーに乗って、スオメンリンナ(「スオミ人の城」という意味なんだって)の要塞へ。

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●かつて、この土地がスウェーデン領だった時代、対ロシアを意識して建造され「北のジブラルタル」とまで言われたのだそうです。その後は、ロシアの手に落ち、クリミア戦争では英仏艦隊の砲撃によって破壊されるなど、ロシア革命の時代(フィンランドが独立するに至る)まで、常に諸国が要塞として重要視し続けた島が、このスオメンリンナ島なのです。今は居住地として、またフィンランド海軍の兵学校として利用されています。各国の意思のもとに翻弄され続けたこの島は、まさにフィンランドの歴史そのものだと思いました。

●そんなわけで、さすが要塞。至る所に書く時代の城壁が残り、大砲が残り、かなり貴重な史跡が残っているので、なんと世界遺産に指定されてるんです。なんと入り江には潜水艦もあるよ!(平日故に、人が見当たらないのは相変わらず

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●駆け足でスオメンリンナを見た後は、再び市内へとんぼ返り。目的は、フィンランド現代建築の奇跡、テンペリアウキオ教会

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●なんと、この岩と、ドームが教会なんです。中に入ると・・・

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●今日は夜にコンサートがあるようで、準備が進められていました。音響的にも、岩盤の壁が効果ありそう。さぞや礼拝時のパイプオルガンもすげーんでしょうね。

●さあ、まだまだ行くよ!!今度はフィンランド現代美術博物館「キアスマ」へ。60年代以降の新しい作品ばかりなので、楽しい楽しい!フランクフルトで見た印象派や表現主義もよかったけど・・・やっぱ、オレ、現代アートの方が格段に好きですよ。立体あり、写真あり、映像作品あり、楽しくて仕方なかったです。ミュージアムショップでは可愛いオブジェ発見。

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●このウサギ、おもちゃのロボットなんだそうで、電源入れると光るんですよ。可愛い! プロダクツのサイトも発見しましたが、日本じゃ扱ってないんですね。

●さて、ここで夕方になったのでホテルへチェックイン!うわ。やっぱり部屋もすげえ。シングルがないから「スーペリアルーム」だそうです。ホテル物価の高いヘルシンキで、この部屋が1万1000円とはお得感!!

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●サイドテーブルに「たかちゃん」置いてみました。見えますか?

●落ち着いたところで、まだまだヘルシンキは終わらないぜ!夜は、ヘルシンキのシネコン「キネパラッツィ」へ。なんと、偶然にも今日から「Ruokala Lokki-かもめ食堂-」の上映がはじまる!との事。本場で見る「かもめ食堂」ってのも、また巡り合わせだと思ったのです。先週のベルリンマラソンといい、なんと偶然にあふれた旅なんでしょう?作品内容は、今の自分には痛すぎて、かわいくて、おもしろくて、綺麗な作品なのに関わらず、ずーっとウルウルモードでした(そういう映画じゃないんですよ、念のため)。今日、この場所で観て、本当に良かったです。ラストの陽水の「クレイジーラブ」が、なんともまた良かった。

●さあ、明日は5時起きで空港へ(便の関係でこの時間なんですよ)!続きましては、アムステルダム!RAVEとDRAGと売春宿の国(ひどいイメージですみません)オランダですよ。危険な事のないように、気を引き締めて行ってきます。

●今日は、ギャラリーで見つけたわんこ(笑)。 エーロ・アアルニオ(ポニーチェアの)作です。こちらはポリ?なのでお値段はそこそこ。欲しかったけど、さすがにデカ過ぎ(笑)ここで買って郵送するより、たぶん日本のコンランショップあたりで買う方が安くつくと思う、たぶん。

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