2006-10-1「すごい街だ(汗)」

●夕べから、ほとんど寝ないままアムステルダムに到着。駅で「便利がよくて清潔なところで、値段は100ユーロまでで、ひとまず二泊!」と発注。何しろ、この街はやたらにユースホステルが多いんですが、マリファナや、パーティー目当ててでやってくる不良外国人がたまるため、そこはさすがに遠慮したかったのです。で、紹介されたのが「ロイドホテル」!!アムステルダム中央駅からトラムで三つめの駅。

am10011

●んーと、このホテルのすごいところが、まず部屋の格差がすごい。グランドピアノ付きの超デラックススイートは五つ星クラスで、一泊7〜8万円らしい。で、最低は独房のような狭いシングルルームで8000円くらい。ま、要するにオレは下から2番目なわけです(笑)あえて、格差をつけた人たちが共同の空間にいる事により、新鮮な出会いをもたらそう!ってのが趣旨のようです。なんか、凄いでしょ?で、さらに驚くのが、この建物、その昔はドイツ軍が捕虜収容所に使ってて、その後、少年院として使ってて・・・すげえ経緯。だから、部屋に通じる廊下も・・・(ノД`)

am10012

●部屋の方は、綺麗でシャレてるんですが、明らかに屋根裏部屋です(笑)

am10013

●さて、まずは眠気を我慢して街に出てみました。アムステルダム中央駅は、かなりの貫禄

am10014

●さすがに、運河の街。少し歩くと、すぐ川。そんで、また川。周囲の建物はヨーロッパの雰囲気がぷんぷんして・・・と思ったら、なんか様子がおかしいんですよ。ぷんぷんしてるのは違う匂い。わかりますよ!昔、麻布の怪しいクラブに漂ってた、怪しい匂い。ここが、アムステルダムならなおの事、間違いない、マリファナです!!

●気づいたら、道の両脇がマリファナを吸わせる「COFFE SHOP」だらけ。事前にネットで調べたところ、この街では、普通にコーヒーが飲める店を「Cafe」。マリファナ売ってる店が「COFFE SHOP」というのだそうですが、こんなに数があって、しかも昼間から、ここまでおおっぴらに賑わっているとは!もう、周囲がマリファナの匂いなんですって、マジで。(公の場での喫煙は認められていないので、みんなショップにこもって吸ってるんですが、数がすごいから、もれてきてるんです)ヨーロッパ中(もちろんアメリカ人もいるでしょうけど)から集まって来た不良外国人が、店を品定めしながら歩いてるんです。おー、こわ。でも、さらに凄いのは、同じ通りを「マリファナなんか怖くていやーね」みたいな顔したおじちゃん、おばちゃん観光客が大群で歩いてるところ。マリファナ店の間には、ポルノショップ、ストリップ劇場・・・どんな街なんですか?

●どう反応してよいのかわからず、道を変えてみると、今度は中華料理の店が建ち並んでます。知らなかったんですが、チャイナタウンがあるんですね。さらに、道をずれると・・・早速発見しちゃいました。売春婦として登録された女性たちがいる通称「飾り窓」のストリート。半裸のセクシーな下着をつけた金髪巨漢だったり、金髪オバハンだったり、微妙な人たちが道往く男たちに窓の向こうからセクシーポーズでアピールしてます(笑)まだ、お昼前ですよ。「誓って言いますが、彼女に操を立てて」なかったとしても、絶対にエロい気持ちになんかなりません(笑)綺麗な人もいるんでしょうか、謎です。もちろん、この通りにも、先程の観光客おじちゃん、おばちゃんがのしのし歩いてて「あら、すごい!」なんて、興味津々でのぞいてる訳ですよ。

●ヨーロッパの瀟洒な建物と、ロマンチックな運河。そして、マリファナの匂いと、売春宿。すべてが、隔離される事無く、均等に並んでるのです。

am10015

●もう、やけくそで「セックスミュージアム」という観に博物館へ入る事に。驚く事に駅前の大通りに堂々と面した場所です。内容は、古代の性器とか、中世の性器とか、現代の性器とか・・・。とにかく大昔からの「シモ」にまつわる、ポルノチックな物が展示されてるわけです。

am10016

●浮世絵とか、マリリンモンローのマネキンだとか、センサーでコートを開いて露出する痴漢人形だとか、50年代のエロ写真とか、ブルーフィルムとか、要するにみうらじゅんのエロスクラップブックのオランダ版だと思ってください。しかも、かなりズレてる感じで。本当につかれました。ここまで来て気づいた事。アムステルダムって、ヨーロッパの「熱海」とか「日光」なんじゃないか?と。街を歩いてる人の半数が観光客、ってのもそれを思わせる原因ですかねえ。

●気のせいか、マリファナの匂いのおかげで気分が悪いです。マジで喫ったら大変な事になりそうだ。可愛いものなんてどこにもありません。ここは、混沌の街。バンコクだ、ホーチミンだ、言っても、アジア人としてうなずける生理はあるんですよ、でも、この街は、根本的になんか変!!!今日は早寝します。明日こそ、かわいい物を探す!

●毒消しに、アムスの犬。もう、やんなっちゃいましたよワンワン。

am10017

2006-10-2「今日は今時のアムス」

●日本を出てからはじめて「疲れ」を感じたので、昨日は目覚まし時計をセットせずに就寝。そんなわけで、今日起きたら11時になってました。起き出してホテルをぶらついていたら、なんと過去の写真を発見!

am10021

●やっぱし、収容所ですね(笑)この場所は今では、4階まで吹き抜けのある綺麗なレストランになってます。

●昨日はアムステルダムの滅茶苦茶ぶりに翻弄されてたので、今日は気を引き締めて再度散策。相変わらずマリファナ臭のする地区は、昨日以上に観光客が大にぎわい(日曜日だった!)。そんな中、行列が店の外にはみ出ているお店を発見。「DA BAKKER SWINREL」という店名。どうやらカフェ(コーヒーが飲める)のようです。ランチにちょうど良いと入ってみると、焼きたてのスコーンが最高の匂い!席に座ったら出て来たメニューは・・・

am10022

●オランダ語で、さっぱりだったので唯一認識できた「スコーン」を注文。こ・れ・が!美味かった!!

am10023

●ホカホカのスコーンもさることながら、甘過ぎないクリームとオリジナルのジャムがおいしいんですよ。店のおねーちゃんに聞いたら「マンゴー&オレンジと、レッドフルーツ(何それ?)のジャム」だそうです。グレート!

●その後は、メインストリートを越えて、人ごみが続くショッピング街、カルファー通りへ。この辺りにくると、古い町並みがなくなると同時にマリファナ屋さんもありません。おもちゃ屋さんのプレモコーナーでは、「いつかは空港セット」を夢見ているオレを刺激する安売り!

am10024

●旅客機セットがなんと約6000円ってとこですか?さすがに、こんなデカいもの持って帰れませんので断念。さらには、プレモの本国、ドイツでも見なかった(日本も未入荷)、アシカイルカセットまで!

am10026

●ゲームコーナーでは、バイオレンスなゲームが人気のようで(さすが、アムステルダム)、「グランドセフトオート」とかに雑じって「YAKUZA」(龍が如くの英語版?)とか、「ゴッドファーザー」「レザボアドッグス」なんてタイトルまでありました。

am10025

●どんなゲームなんだろう?買って帰っても、リージョン違いで遊べないんで、これも見てるだけ〜。

●その後、近所で見つけた「拷問ミュージアム」で拷問器具なんかを見物(意外と展示品が少ないので拍子抜け。でも、ちょっと怖いです)。さらに、愛用のメモ帳「RHODIA」のメモ帳が残り少なくなって来たので、それを探しにショッピングセンターの文具売り場へ。まったく見当たらず、仕方ないのでフロアを登っていくと・・・なんと最上階は展望カフェでした。アムステルダムが360度、一望できます。いいお店だ!

●と、いうわけで、今日はクリーンな(拷問をのぞく)アムステルダムの一面を見ました。なんつーか、都会部分に関して言うと特に他の国と違った街ではないですね。平均点の都会。やっぱり、ここの魅力は、あの混沌としたデンジャラスゾーンなんでしょうか?とにかく、「花と運河のオランダ」みたいな印象は、かけらも感じない二日間でしたよ(さすがに首都で、そりゃ無理ですよね)。

●夕飯はホテルで。今日はスーパーで夜食用に「ローストビーフ(約300円)」と、「バナナ(約70円)」を買い込んで来たので、まだまだ起きてる予定。持参した味の素と醤油が頼もしいです。

am10027

●明日は郊外、ユトレヒト(ブルーナさんのいる街)へ行くのでネットで下調べなのです。最後にデパートの赤ちゃん服コーナーで見かけた可愛いぬいぐるみ。

am10028

2006-10-3「雨のユトレヒト」

●さあ、大都会の喧噪を忘れて、郊外へ!向かうはディックブルーナの住む(オレにとって第二の聖地!第一はムーミンのヘルシンキでした)ユトレヒト!!しかし、あいにくの雨模様。世界の車窓から〜。

ut10021

●ま、雨に煙る田園風景もなかなかいいもんです。写真には写ってないんですが、牛とか、さわると油っぽいと噂のヒツジとか、いい感じの移動時間40分です。さて、昼すぎ1時ごろには到着!!あれれ、なんだか駅舎がデカいですよ!!

ut10022

●コンコースはこんな感じ。都会じゃん!!イメージとまたまた違っちゃいました。でも、構内には早速「Buruna」(たぶん、本人とは関係ないと思うんですが)という名前の本屋さんまで!!

ut10023

●いやー、期待がモリモリですね。ただ、一番の問題は今晩の宿が確保できてない事。二日くらいは滞在しようと思ってるので、まずはそこをクリアしなければ!!思いに持つをひきずって、観光案内所を探すと・・・どうも駅の中には見当たりません。で、そこかしこの人たちに聞きまくった結果、どうやら駅からは300メートルほど離れてるとの事(観光案内所のくせにー)。

●で、大雨降る中、思いスーツケースを引きずりつつ、鞄を担いで行きましたとも。この時点で手元に地図が無いので、とにかく迷いっぱなし。で、町に立ってる看板に書いてある場所を参考に、行ってみたんですが、周りにはそれらしき看板がまるでありません。確か、ここだって書いてあった・・・!!あれー!!!?

ut10024

●引っ越し後でした(泣)引っ越し先はどうも「ドム塔」というエリアのようです。これ以上ずぶぬれは嫌だなあと思いつつ、奮起してまた10分。やっと見つける事が出来ました。いやー、出だしから不吉な予感。さらに、案内所で今夜から2泊の宿ないか?と聞いてみたところ「ありません!」とつれない返事。「今晩1泊だけなら、いいのがあるんだけど」と出して来たのが「リトル・サイアム」というミニホテル。無線LANが無料ですよ。と甘い言葉にのせられて、ま、明日の晩は後で心配しよう!

●しかし、問題は山積みなのです。たどり着いたホテルは、なんでも「タイ風ホテル」との事。単に、一階がタイ料理のレストランになってるだけなんですが(笑)しかもギシギシ言う狭い階段を登ると貧相なドアが並んでます。・・・昨日までのホテルは、元「監獄」だったわけですが、今度は「今まさに監獄」な感じの狭い部屋。

ut10025

●ちなみに、背中に壁があって、これ以上引けないサイズの写真です(笑)何故か2段ベッドだし。トイレもシャワーもないばかりか、トランク開くスペースもありません。ナンプラーの匂いが充満してるのが、タイ風です(ノД`)。学生バックパッカーならともかく、40男として、これは切ないが宿がないって言うんだから仕方ない。めげていても何も解決しないので、早速、明日のホテル探しと、市内散策へ。

●しかし!しかしですよ!雨の降る中、ネットで洗い出した市内のホテルを一軒一軒めぐるのは至難の技。案内所でもらった地図がまたアバウトで(アムステルダムも不親切な地図だったよ)印のついてる位置がことごとく違ってるんです。大らかなのもたいがいにしてくれ!しかも、どうやら案内所のおねーちゃんの言った事は、本気だったみたいで、マジで明日の夜泊まれるホテルが市内に1軒も見つからないのです。(そもそも確認した限りホテルが9軒しかない)

●どうも二泊は無理のようです。タイ風でも、独房でも、贅沢言ってられなかったんですね・・・。気を取り直して、明日1日めいっぱい楽しんでアムステルダムに帰る事に計画変更!(アムスなら最悪ホステルは空いてるだろう)情報を元に、今のうち回るとこはまわっておかなくちゃ!聖地巡礼!

●まずは、駅からドム塔に向かう商店街にある、切手屋さん(日本にもある、コインときっての趣味の店です)!ここの看板はブルーナさん作なのです。

ut10028

●ブルーナ切手とか、ブルーナコインもあったけど、おみやげに買ったのは「ブルーナ絵はがき」数点と、日本じゃみかけないミッフィーのいかしたピンバッジ!

●さらに、その数件隣にあるケーキ屋さん「テオ・ブロム」。ここのクッキーが、ブルーナさんの大好物だとか。

ut10029

●なんと、公認のミッフィーの焼き印付きです。賞味期間二ヶ月だけど、ま、買っておきますか!そして、明日、早朝にくるつもりでいる、ブルーナさん行きつけのカフェ「オーロフ」!ファンサイトでは住所非公開とされてますが、運河沿いとの記述からつきとめましたよ!

ut10026

●ひとまず、ブルーナさんが毎朝座るという席に座って、コーヒー!!ああ、夢心地。タイホテルの事もふきとびます。さあ、ずぶぬれのユトレヒト。明日は挽回なるか?!雨の日の犬もいっとくか!!

ut10020

2006-10-4「聖地の奇跡」

●例のブルーナさんの喫茶店に行こうと早朝にチェックアウト。ちなみに、朝7時のユトレヒトは、まだ真っ暗。しかも昨日からの雨が残ってます。いやな幕開け。

ut10031

●直接関係のあるビルではなさそうですが、ブルーナさんの会社でも入ってるのでしょうか?

●駅のコインロッカーに荷物を預けるのも一苦労です。何しろクレジットカード(AMEXとか)を入れてデポジットを取る仕組み(現金は使えない)でよくわからず、これまた案内所頼み。キーの代わりに、バーコードの着いたカードが出てきて、それでロッカーを開けるんですね。

●たどり着いた「カフェ・オーロフ」はお客はまだオレで二人目の模様。ご近所の人らしきお客がどんどんやってきて、新聞読みながらコーヒーを飲む、という、まことにもって「珈琲館」のような庶民的なお店なのです。話によると、ブルーナさんがやってくるのは、3日に一回程度との事。今夜の宿が取れなかったオレは1/3の勝負に出た訳です。1時間ねばり、珈琲をお替わり。あと30分待ったところであきらめました。昨日からどうもついてないみたいです。

ut10033

●ま、神様ゆかりのカフェに来れた事で満足しようと店を出たら、まるで見計らったかのように日が射し始めました!やはり「あきらめろ」という事でしょうか。そのままとぼとぼ、運河沿いを散歩しつつ、ナインチェ(ミッフィーの本名)公園へ。単に、ブルーナの息子さんが作ったという、平べったいオブジェがあるだけの小さな公園です。

ut10034

●で、そこからまたまた歩いて「ユトレヒト美術館」へ向かう事に。この美術館に併設されているのが、われらがブルーナさんの美術館「ディックブルーナハウス」。天気がよくなって来たので、雑貨屋さん、本屋さんをのぞきながらの道中。そこで!奇跡が起こりました!!なんと、向かいから、夢にまで見たディック・ブルーナその人が歩いてくるじゃありませんか!!!「Mr ディックブルーナ?」と聞くと、はにかみながらうなずいて、そのまま歩いて行ってしまいました。あまりに慌てたので、写真も、握手も、サインもなしですが、これは奇跡的な運の良さです!!オレは、ただ、ぼーっとその後ろ姿を見送るだけなのでした。

●もう、この時点で気分はかなり高揚しているので、雨に濡れた昨日も、対ホテルの惨劇も、ふきとびました。おっと、何の前触れも無く、郵便局前の信号がこんな事に!!

ut10035

●看板つけるとか、ガイドブックに載せるとか、もっと、アピールしないと観光客は気づきません。(オレは特殊なのかもしんないと思いました)到着した「ブルーナハウス」は、感慨もひとしおで、2倍増しのワクワク感を楽しみました。基本的に子供が遊べるように作られてるのが半分。ブルーナさんのアーティスト歴を紹介してるのが半分といったバランス。黄金のミッフィーの足下には、同行した「たかちゃん」を比較用に立たせてみましたよ。

ut10037

●夢の競演。「でっかいなー!!」。正直、展示内容は、東京での「ブルーナ展」より物足りなかったのですが、ミッフィーサイズの小さな部屋とか、もう最高!

ut10036

●ショップも書籍類他、なかなかの充実でしたが、やはり荷物になる事を考慮して買ったのはミュージアム限定の「しおり」程度。日本人に日和ったのか、オリエンタル好きの外国人狙いか知りませんが、さすがにコレは・・・(笑

ut10038

●とにかく、十分に聖地巡礼は幕を下ろしたのです。さて、ここから再び電車でアムステルダムへ移動。最悪ホステルにでも転がり込もうかと思ってたのですが、なんだか晴れ渡って昨日までと違う「牧場の牛」「運河の風景」をホームから見ちゃったら、もうアムステルダムにいる必要がないな!と。

ut10039

●次なる目的地はロンドンだったのですが、途中乗り換え駅になる、ブリュッセル(ベルギー)に移動する事に!なんだか気分はイケイケだ!インターシティの中で車窓を見ながら聴くipodから流れて来たのは、海原千里万里の「大阪ラプソディー」(笑)これが意外に、アムスとのお別れに合ったりします。そうか!アムステルダムの滅茶苦茶さって、大阪に似てたのかもしれない。さらに車内で「オレもブリュッセルで降りるのさ」というオッサンに声をかけられて、降車後一緒に歩いていたのですが「こっちが観光案内所に近いぜ」と言われ、寂しい方向へ連れていかれそうになったので、拒否しました。急に「おい、肩にケチャップがついてるけど!」なーんて、教科書通りの事を言い出したので、そそくさと退散。油断禁物です。

●後でわかった事ですがユトレヒトでは本日「映画コンベンション」があったらしく、おかげでホテルが壊滅だった模様です。「ツイてない」と、くさるか「天のお告げ」と割り切るか。オレは後者です。

●ちなみに今夜のホテルは、駅の観光案内所で紹介してもらった、値段は安いが三ツ星ホテル。案の定、レセプションのねーちゃんはやる気ないダメホテルなのですが、部屋は広くて良いです。無断でロビーにあるPCのLAN回線引っこ抜いて使ってやりました(笑)ラストは切手屋さんのお隣の食器屋さんの看板犬らしい、ブル。ブルドッグの置物が二つ飾ってありまして、こいつが店の前をウロウロしてるのです。

ut10030

2006-10-5「期待を上回る町」

●ブリュッセルの朝。なんと、今日も雨模様です。今日一日ブリュッセルを探訪するためには、今夜のホテル確保が先決。案内所に行って数件候補をあげてもらい選んだのが、夕べと同じ値段帯のホテル。あれれ、また近い場所。でも、今度はバスタブ付きだからいいか!そのまま、明日の(ロンドン行き)ユーロスターのチケットも予約。夢のヨーロッパ超特急にワクワクします。

●その後、今夜のホテルに移動しますが、またまた周りの雰囲気が怪しい。つか、ヨーロピアンなムードは皆無。昔の仕事仲間の「サトーさん」(幼少時ブリュッセル在住)とメールをやりとりしたところ、どうも昔からモロッコ人や低所得者たちの住む地域だったそうです。つまり、安いホテルは、そういう場所柄にある!というわけですね。ホテルのまわりはすさんだ雰囲気で、今はイスラム系の人たちが大声をあげたりしてます。何か治安悪そー(怖)

●チェックイン後、歩いて10分という町の中心地「グランプラス」へ。そう、たった10分しか離れてないんですよ!てくてく歩いている間も、ムスリム系の女性物乞いを数人見ました。うーん、日本の格差社会より深刻な格差です。

●ものの5分も歩くと、徐々に町並みがレンガ作りのヨーロピアンムードに変貌。本当に、極端に変わりますよ!!で、たどり着いたグランプラスは・・・スゲー!!!だだっ広い石畳の広場の周りを、前世紀の巨大ゴシックな建築物が取り囲んでます。広場に立ってまわりを見渡せば、圧巻!しかも、各建物は、今も店舗が入り、事務所が入りして、人の生活があるわけです。「伝統」なめたらいけないですね。これまで訪れたヨーロッパの国々の中で、一番「西洋文化」の迫力を体感した瞬間です。写真やWEBでは、やっぱしわかんない事もあるんですね。

br10041_1

●そんな広場を抜けてゆくと、ワッフル屋。あざといとは思いましたが、やっぱりベルギー来たらワッフルですよね。ブリュッセルスタイルは、四角いワッフルにトッピングして食べるのだそうで、オレはチョコバナナ生クリーム。システム手帳をひとまわりデカくしたようなサイズです。食えるの?これ(笑)

br10042_1

●しかし、熱々ワッフルは思いがけずにクリスピー。そんで薄い。ボリューム自体はないんです。そこにクリームとバナナ。原宿で食べるクレープが感覚的に一番近いかも?もう、美味しくて一気食いしました。

●食欲に火が点いたところで、前述の「サトーさん」おすすめ。ブリュッセル名物の「ムール貝ワイン蒸し」にも挑戦。こちらは、グランプラスの周りを囲むほとんどのレストランに置いてあるメニューで、お値段は一人前1500円くらいが平均。割高かな?と思ったのですが、そこはチャレンジ。出てきましたよ。鍋ごと(笑)

br10045

●またまた不安になりましたが、味付けはきわめてシンプルで、身も大ぶり。美味い美味い!とこれまた一気に完食。ただ、ついてきたフライドポテト(またかよ)は食いきれませんでした。

●本屋さんのチェックも欠かせません。フランスのお隣のこの国ではコミック売り場が結構幅を利かせてます。いわゆる「バンドデシネ」ですね。メビウスの新刊からタンタンみたいなクラシックまで、品揃えはかなりいいです。日本のコミックもちょこちょこ置いてまして「カードキャプターさくら」と「ドラゴンボール」が人気のようでした。

br10043_2

●雑貨屋さんでは、近づくハロウィンを前に飾り付けグッズが店頭に並んでます。このオバケ、陶器でできてるんですが一体200円という安さ。日本で売ってたら5個くらい買いそろえたいとこです。

br10044

●ゲームコーナーでは、ゲームボーイアドバンスソフトの「ぞうのババール」とか「ハイジ」とかを発見したんですが、パッケージ裏を見る限り確実にクソゲーモードの「横スクロールアクション」でした。しかし、ハイジ、可愛くない(泣)

br10046

●あと、なにげにオタク向けショップも発見。店頭にはガチャフィギュア他、日本製の塗装済PVC美少女が並んでます。

br10047

●値段は意外で、ガチャ関係はほとんど日本の中古ガチャ屋と同じ(ちょい高いくらい)。貞元コレクションがフルコンプで1000円とか。海洋堂のブリスター物(BOMEシリーズ)とかも日本と変わらぬ値段です。店内もほとんど日本のお店と同様の雰囲気、アメコミ関係とかは扱ってない潔さ(?)にびっくりです。ただ驚く事に、プライズもののビッグサイズソフビ(ドラゴンボール。北斗の拳。エヴァ。などなど)に関しては一体5000円ってのが相場。ベルギーでオタク商売した人は狙い目だと思います。

●最後に、ホテルの無線LAN環境が不安定だわ、ココログは重いわで、更新が朝(こっちの)になりました。ラストはベルギーのモフモフ犬で。

br10048