2006-10-10「歌がきこえる」

●今日はロンドンのワーテルロー駅から、パリへ向けユーロスターで発進!

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●その時、ipodから聞こえて来たのは「マイティジャック」のテーマ!お!バッチリ合ってます!胸が躍る!!

●今回の旅で、ipodの「シャッフル機能」(ぶちこんだ楽曲を勝手にシャッフルして順不同で再生する)が結構、その面白みを発揮してくれてるのです。「あの曲」の次に「この曲」が来る!!という意外性はもちろんですが、旅行中だと、「このシチュエーションにこの曲はイイ!」という、想定外の発見をもたらせてくれるのです。ロンドンの街中を歩きながら聴く「ウルフルズ」の「サムライソウル」にはちょいホロリと来ました「後ろに引きずるモノはあれど、想いは常に前にあるぜ〜♪」

●今後の予定でいうと、フランス、スイスあたりの片田舎で「炎のたからもの」を聴く!(笑)

●と、いうわけで、ユーロスターで約3時間。ついにパリの地に降り立ちました。

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●気分は「サクラ大戦」かな?予約してあるホテルは「モンマルトル」(おお−!聞いた事あるよ!)地区にあるらしい。ま、お値段控えめ(古いホテル)なんで、また、それなりに治安はあんまし良くない地区なんだそうですが、多くのアーティストが生まれ育った「芸術地区」でもあるんですね。ホテルはパリにしてはお手頃価格のとこを選んだのですが、丁度、到着時に改装中。オレの部屋の鍵を古いアナログキーからカードキーに直してる真っ最中との事で、チェックインから部屋に入るまで2時間待たされました。新装されたての部屋は綺麗でラッキー!!値段とは見合わない清潔なお部屋!・・・なんだけど・・・。デスクライトも取り付け前で、机があるのに、手元が真っ暗です(笑)

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●ロンドンのタバコ一箱(20本入り)約1000円という超破格値から解放されました。(それでも一箱500円近くしますけど)。日本でタバコの値上げがどうこう言ってるけど、まだまだ甘いって感じでしょうか?おお!水500mも、やっと80円クラスに値下がりです。心置きなく水が飲めそう(笑)

●そういえば、昨日行ったRAFミュージアムのおみやげ売り場の話を書くのを忘れてました。RAFのお膝元、さすがにおみやげコーナーには、さぞや英国航空機のプラモが充実してるんだろうなあ、と思っていたら、なんだか国籍かまいもせずに「レベル」のキットがズラーッと並んでました。え????「エアフィクス」じゃないの???(最近倒産しちゃったという話?)しかも、ドイツ機の方が品揃え良さそう・・・。何してんだよRAF!もう!!!果たしてフランスでエレールのキットに巡り会う事は出来るのか?

●最後のオマケは昨日upし忘れてた、ロンドンのショッピングモールの紙袋!

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●脱力さ加減が、ロンドンの重厚な町並みと対照的で、すごく可愛いです。さて、明日はどんなパリの風景が見られるのでしょうか?

2006-10-10「ボンジュール!ママ!」

●と、「おはようスパンク」な感じで決めてみました。パリの朝は人を不安にさせてくれます。なんだかヨーロッパは明るくなるのが遅くて(日本はどうなんだ?)8時だとまだ薄暗く、「また雨?」と不安になるような空模様です。11時すぎると、もう太陽ギラギラで、昼間歩いていると半袖で平気な感じの暖かさですが。

●もう、やっぱりパリといったら凱旋門とシャンゼリゼ通りでしょう!というわけで、まずはそちら方面に。と、いっても、地下鉄の駅に、そんな地名はないのです分かりにくいなあ・・・まったく。向かったのは「シャルル・ドゴール・エトワール駅」。駅名からしてパリジャンな感じがプンプン臭いますね。ここは、ベタに凱旋門を眺めながら、シャンゼリゼのカフェで昼食です。

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●とにかく、広いんですよ。シャンゼリゼ。4車線の道路の両脇に、同じ幅の歩道が並んでる感じ。東京ではありえない贅沢な土地の使い方です。ロンドンもそうでしたが、パリも至る所に公園があるんですよね。だから、どんなに人が多くても、必ず落ち着いて「息継ぎ」出来る場所がある。この辺、都市計画としてはしごく正しい形なのでしょうね。アジアにはない発想だと思います。

●シャンンゼリゼ通りで発見したのは、これまた「おフランス」な「プジョー」のショールームです。

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●バットモービルみたいなコンセプトカーが展示されてるだけじゃなく、プジョーセレクトのオシャレ小物なんかも売ってる、セレクトショップにもなってます。オサレですなあ、まったく。何だかテクノな感じのプリントTシャツを見つけ、気に入ったので、購入。どの変化がプジョーか、よく分かりませんけど(笑)

●シャンゼリゼにはその他、ヴィトンを始めとする高級ブランドのショップの路面店が立ち並んでるわけですが、フランスの子供服ブランド「プチバトー」も発見。ディスプレイが可愛かったので載せときます。

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●で、テクテク歩いていくと、そこに見えるは「コンコルド広場」じゃないですか!フランス革命時にギロチンのメイン会場だった場所です。そういう血塗られた歴史を、民主主義も、この国も持っているのです。もちろん日本にだってそういう歴史は・・・あ、日本は「力づくで理想を実現した」という歴史を持たない国なんですよね。だから「ここ一番の決断」が出来ないし、「国際的に意思が弱い」のだとも言えるんでしょう。オレは、そういう日本が「好き」ですけどね。

●たどり着いたのは「プランタンデパート」。銀座のじゃないですよ、本物ですよ。

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●ま、世界的に有名なオシャレデパート(そんなデパートばっかし行ってるなあ今回の旅行では)ですけど、店の前の通りでは「シルバーがピカピカになる洗剤」とか「野菜が綺麗に衣れるスライサー」とかの実演販売が大盛況。秋葉原の駅前とそう変わんないです(笑)。が、しかし!!地下に行ったらベビー用品コーナーがあり、そこで、ベルリンで購入した可愛いネコちゃんの相棒を発見したのです!!

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●こいつらは「トラセリア」 というフランスのベビー用品の新作ぬいぐるみらしい事が判明。すかさず購入!!やったよオレ!来てみるもんだよプランタン!

●その後、100年前に建てられたオペラの殿堂「オペラ・ガルニエ」を見学に。さすが完成までに14年かかったというのは伊達じゃありません。とにかく、劇場としての本線を超越しちゃってます。

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●単に芝居や音楽を楽しむだけなら、こんな装飾は必要ないのです。これは、完全に「劇場」を「社交場」としてとらえた、貴族主義的なバカバカしさです。舞台を観るのはメインディッシュで、その周辺をひっくるめて贅沢に遊びたい、という事なのでしょうね。この劇場が今も現役となると、はたしてどんなお客がくるのやら・・・想像してたら、ぜひとも見たくなりました。明日夜にオペラの公演があるようなので、慌ててボックスオフィスへ。問い合わせたら「明日は売り切れだけど、週末にもう一回あるよ」との事。早速、チケットをゲット!!当然一番安い席です。しかし、こんなブルジョワ劇場のオペラでも、約1000円で観られる貧乏人用の席が用意されてるとは!!

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●チケットを入手したので、うかれて横道を勝手気ままに歩いていたところ、不思議な地区に突入していました。なんと、まわりの看板が・・・!!

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●在パリの日本人街のようです。「HALLO SUSHI」って、ずいぶん不味そうな店名だなあ、とか。パリまで来てヒグマってのもなあ。とか冷やかしつつ歩いていたんですが、鼻腔をくすぐる匂いが・・・。日本を出て約1ヶ月。郷に行っては郷に従え!と、なるべく日本食を遠ざけていたオレも、心が折れました。「サッポロラーメン」の店へ!!店員は中国系の人で、日本語がカタコト。不安になりつつも頼んだのは、チャーシューメンとライス!!!

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●ラーメンに対する「心のハードル」がグーッと下がっていた事は認めます。しかし、これは、今のオレには美味すぎます!!これ、これ!どこにでもある可も不可も無いフツーのラーメン。あれ?チャーシューはかなり上ランクの出来ですよ!!これが約800円はうれしいですよ!(ロンドンの食べ物の高さの後遺症?)思わず、つゆも全部飲んじゃいました。完食(笑)サッポロラーメン最高!明日も来たいよ。

●最後は、パリのマダームのつれてた犬でしめくくろうと思います。

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2006-10-11「アンニュイなカルチェラタン」

●朝起きて、あ、オペラ座のチケットとったはいいけど、演目は何なんだろ?(そういうの、どうでもよかった)と思って、ネットで調べてみたら・・・バレエでした(笑)ま、どっちでもいいんだけど。

●近所にコインランドリーを発見したので洗濯。それからカルチェラタン方面でだらだらと地下鉄で移動。名前知ってるから、行ってみようと思ったんですよ。パリ大学(ソルボンヌ大学)があるせいで、学生たちでいっぱいの街。なんか面白そうな気がしません?

●って事で、着いてみればいきなり古本屋!!(ブックオフみたいな大手っぽい)中古レコード屋!そしてケバブ屋(またかよ)!学生のお財布に優しい街なのです。のほほんと歩いていたら、「ALBUM」という名のを見つけましたよ!!バンドデシネの専門店。

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●日本のマンガも置いてありますが、やっぱり本場、バンドデシネの品揃えは超充実。

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●目につくところに並んでた人気商品らしき物をピックアップしてご紹介しますが、バンドデシネといっても様々。(左上)メビウスのフォロワーっぽいのから、(右上)最近のアメコミタッチのもの(これはかなり、カッチョよかった)。(左下)タンタンっぽいのから、(右下)日本のマンガの影響が大きそうなもの(中身見たら、ラ・セーヌの星&二十面相の娘って感じでした)まで。長期旅行じゃなければ数冊買って帰りたいと思いました。

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●可愛いスタチューもたくさん置いてあって、こりゃ素敵ショップだ。と思って、さんざん堪能したあげく店を出たら、道路を挟んだお向かいにもう一軒、同じ店が。見てみるとこちらは、アメコミ&トイ専門の支店のようです。日本のアニメフィギュアやTOUMAさんのナックルベアなんかが置いてました(値段は日本の2倍くらい)。ちなみにバンプレストの小松原ゼータは4000円でした。

●あと、偶然なんですけど、日本でも有名な超高級パン屋さん、メゾンカイザーの本店に遭遇。見た目は、いわゆるフツーの街のパン屋さんです。バゲットが焼きたてだったので、地元のビジネスマンや近所の奥さんが並んでました。日本じゃクロワッサンが500円とかしますけど・・・あれ?本店は200円?他のパン屋さんに比べたら倍くらいするけど決して超高級ってわけじゃないんですね。試しにバケット(ミニ)と、クロワッサンを賞味。

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●おお!んまい!!気分だけの問題じゃなく、日本で食べたのと別物です。ずいぶん美味い!クロワッサンは焼きたてでもないのに超クリスピー&中身はもっちり。ケチつけますけど、日本のメゾンカイザーは、嘘の味です(きっぱり)。たぶんライセンス契約してるだけなのかも?

●その後は、ひたすら街をぶらぶら。公園でボヤー。気がつけばルーブル美術館もしまる時間。そんなわけで、何をしたでもない今日一日。ま、確かに「何かをしにパリに来た」わけではないので、これで良いのかも?

●最近の考え事は「大人と子供」について。ヨーロッパのメインストリームは、大人社会なのです。その第一歩が「きちんとスーツを着て、ピカピカの革靴を履いている事」。見た目とはいうものの、大切な事なのですね。そうしなければ、大人として、一人前の人間として扱ってもらえないわけです(オペラや、コンサートのドレスコードがまさにソレ!)。そんな社会をのぞき観るためには、オレもスーツで武装しなくちゃならないわけです。それに加えて、ここパリでは「フランス語を話せる事」も条件に付け加わります。いくら大人の格好をしていても、カフェの会計や、デパートの店員のとのやりとりなど、フランス語が喋れない外国人は、子供扱いされます(このあたりがフランス人の排他的な所です)。

●普段のオレは、格好も子供。立ち振る舞いも子供。ましてやフランスでは,言葉もまるでわからない子供。でも、明日からは40代のオッサンとして、精一杯背伸びして大人ぶってみようと思います。(日曜日にはオペラ座にも行く事だし)これからスーツを着るのか、それともスーツを脱ぐのか?その選択のためには、一度、スーツを着てみるべきだと思ったのです。そして、明日はルーブルに行こう。

●街のショーウインドウで見かけた可愛いクマはこちらです。

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●そうそう、忘れた頃に、ドバイのデューティーフリーショップからメールが届いた。「あなたの参加したポルシェカレラのくじの当選番号が明日決まります!!」(もちろん英語で)。「参加人数は5000人です」うーん、確率的には日本の宝くじより、だいぶいいんだけど(笑)当たったら日本まで無料輸送してくれるそうです。

2006-10-12「ムッシュ気分でロックンロール」

●今日は予定通り、スーツで大人ぶってルーブル美術館に。想像していた「荘厳なイメージ」と違ってたのは、中庭にガラスのピラミッド状の近代的な建物があり、ここが入場口になってるってとこ。古いメインの建物へのエントランスとして、ここまで振り切っちゃうデザインってのはオシャレだなあと思いました。

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●一応パンンフレットの順番に見ていくと、最初は古代の彫刻。で、いきなり来ました!サモトラケのニケ!

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●めちゃくちゃデカいです。まあ、フォルムがカッコいい事。まわりをグルグル巡回って眺めてたんですが、やっぱしベストショットは教科書なんかに出てくるこの角度なんですね。確かに「欠損した事」によって、かっこよさが倍増してるようにも感じます。お友達のサカマくんは「トルソー」フェチで、このニケも、「結果トルソーになってしまった」作品として愛してるようです。そんなわけで、サカマくんのために写真も撮りまくり(笑)

●モナリザ、ミロのビーナスは、ニケに比べて小ぶりな上に超混雑で、落ち着いて見てられません。鑑賞しに来た人よりは、記念写真を撮りに来た人の方がうんと多い(笑)絵画の方は、なんだか宗教画が多くて(17世紀の作品が多い)「何だかなあ」と思っていたんですが、さすがに大作(幅10メートル以上)にもなると、絵の本質そのものより力量に圧倒されてしまいました。こういうのは、こういうので良し!\n\n●夕方まで楽しんだ後は、一番好きな年代暗記ワード「火縄くすぶる(1789)バスチーユ」でもおなじみ(みなさんは、何が一番好きですか?)の「バスチーユ地区」に。理由は、聞いた事ある名前だから(コレばっかし)。着いてみれば、新オペラ座があって、大学生が多くて、下町っぽくて、思わずうろついてみたくなる良い感じです。で、ウロウロしたあげく、スーパーに入ったらこんな物発見!

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●「コカコーラブラック」。日本でも売ってるのかどうか知らないんですが、飲んでみたらビックリ!コーヒー味のコカコーラです。個人的には「結構美味い!」。さらに、その後カフェへ行ったりしたんですが、今日はスーツ着てるせいかギャルソンたちの態度が少し違うみたいな・・・。「ラディシオーン シルブプレ(会計お願い)!」と言えば、すぐさま飛んで来るし。あ、ひょっとしてオレのフランス語力が上がったせいかも?

●その後も、バスチーユをブラブラしてたら、面白い通りを発見しました。パンンクファッションの店と、日本マンガ関係のお店が交互に4、5軒も立ち並ぶ異様な通り。パリでは、パンクもジャパニメも同じような境遇なんでしょうか?通りには、ゴスロリチックなフランス女子がたむろしてます(どっちの店の客なのか判断しかねます)。パンクショップでは、思わずダムドのステッカーを買いそうになって思い留まったり、ゲームショップでは異様に品揃えの良いスーファミソフトの値段をチェックしたり、かなり楽しめました。でも、一番笑ったのは、この「まんだらけ」・・・じゃなくて(笑)「まんがらけ」!

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●海賊版DVDがメインのお店でした。キングゲイナーボックス(これは正規品だったかもしれません)とか約15000円。何と、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語の字幕切り替え機能付き。しかし、フランスでの日本文化の浸透度は凄いです。数日、無目的に歩き回っただけで、ずいぶんとアニメショップ、マンガショップに遭遇しましたから。(先日オペラ座の近くで「ジュンク堂」も見つけました)この国ではマンガも、アニメも、思いつく物はほとんど手に入りますね。思いもつかない「ルーベンカイザー」とかのDVDボックスまで出てましたよ(笑)

●さらにバスチーユでは日本食料品のお店を発見。「きつねどん兵衛」が売ってたので思わず買っちゃった。と、いうわけで今夜は近所で買って来たローストビーフと、どん兵衛を部屋で食う事に!

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●スーツ着たのに、結局ホテルではコレか(ノД`)

●あと、メールチェックしたら日本にいる彼女から素敵写真が届いてました。バンクーの巨大ぬいぐるみをゲットしたらしい。すげえ!なんてサイズ!

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2006-10-13「パリふしぎ発見」

●今日は知ってる地名シリーズ「モンパルナス」へ。ボーボワールだの、サルトルだのが暮らした場所で、彼ら著名人が眠る墓地が、観光名所になってるんだそうです。着いてみて「お墓に行きたいんですが?」と人に尋ねたところ、教えてもらったのは駅前にある古びた建物。不思議に思っていくと、確かに入り口でチケット売ってます(笑)「お墓入るのに入場券?」とか思ったのですが、せっかく来たんだし入る事に。

●すると、なんだか様子がおかしいんですよ。入場したらいきなり下りの螺旋階段。パンフレットを渡されて「降りて行け」との指示です。ははあ、地下から墓地まで行くのね、と思って降りて行く訳ですが・・・すげー深いっす!

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●薄暗くて、狭い階段を一人で降りて行く不安。なんと2分ほどひたすら降り続けました。どんだけ深いの?で、着いたのが地下通路。やば。なんだか、怖い(笑)。

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●何しろ、昼前なんで観光客の姿が他には見えず。照明が点いてるので危険な事はないと思い、ずんずん進んでいきましたが、これがまた長い(汗)。ふと手元のパンフレットを開いてみると(今更?)あれれれ?何だか、著名人の墓とはちょっと違うみたい。各所に十字架が立ってるので、お墓っぽいんですが・・・。

●後から知ったのですが、ここは著名人ではなく、無縁仏が眠る地下墓地、通称カタコンブという所だったのです(大失敗)。とはいえ、ここまで着たら引き返せないと思い、勇気をふりしぼって先を急ぐ事に。地下水が天井からしたたり落ちて来る中ずんずん歩いて行った先には・・・出たー!!!

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●もう、通路の両脇、全て「骸骨」と骨です。人骨の通路!!あまりの衝撃に体中鳥肌が立ちました。この時点で予備知識のないオレは「何の冗談か」と思いましたよ。(後で知った事なんですが、これを体感しに来る観光客が結構いるので、そこそこ有名な所なのだそうです)とにかく、ここからの通路はずーっと骨。想像したのは「カリオストロ城の地下水道」。迷路の様に脇道がいくつもあって「絶対入っちゃダメ)みたいな看板があります。頼むから、他の観光客、来てくれないかなー(ノД`)と思ってたんですが、待っているのも怖いので、先に進みます。歩き続ける事15分(その間ずーっと両脇は人骨)でついに出口。パリの地下にこんな場所があったなんて、さっぱり知りませんでした(不勉強)。

●なんでも、WW2のドイツ占領下では、レジスタンスの集会所になったり、その後遊びで入った人が迷路に迷って本当に人骨になって発見されたり(樹海か!?)、今は観光客の入れない区域に地元の若者たちが入り込んで週末にパーティーを開いたり、(全部、後で知ったのです)とにかく不思議な場所でした。

●その後、ピカソからポップアートまで、面白そうな作品があるというフランス現代美術館へ。が、しかし!なぜだか開いてません。閉館日でもないのに・・・。外にはどうしてよいのかわからず、座り込んでいる人多数。

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●人に聞いてもフランス語で答えられたらわからないので、とにかく受付のドアまわりを調べてみると張り紙発見!

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●オレの英語読解力によると・・・えっと、たぶんこれストライキですね(笑)さすがストライキの本場、パリ!予告も無しに美術館閉館とは!明日は開くのでしょうか?

●で、夜は、一転して華やかな「大人の世界」を見学する事に。あの有名な伝説のキャバレー「ムーランルージュ」のショーを観にゆきました。

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●何しろ、ここ5年、約1000人のキャパがあるというのに空席が出た事がないという人気のレビュー。二日前に予約したんでなんとか席を確保できたのです。パリの社交場の代名詞との事なので、「大人のオレ」(笑)としては、ぜひとも見ておきたかったのです。観光客ばかりかと思ったら、半分以上はパリッ子たちらしいです。

●店内はキャバレーっつても、ほとんど劇場並みに広いのです。内容は、歌あり、踊りあり、コミックショーあり、オッパイありのノンストップ2時間半。思っていたより現代的な感覚で、フレンチカンカンも楽しく観れました。要するに、酒を飲みながら楽しむ事に特化したショーなわけで、芸術性だとか、文芸性だとかは皆無。「オッパイ出すのはお客が喜ぶから」といった潔さなわけですね。コミックショーもなかなか練られた構成で、フランス語がわからなくても、結構笑いましたよ。ここ数日暮らしてみて「やっぱりフランス人は気取ってるなあ」と思っていたものの、ここに来てはじめて本性をかいま見た気がします(笑)やっぱ本音は「おバカさん」なんだなあ(それでも、一応ドレスコードはあるんですけどね)。このくだらなさが楽しめる人たちなら、愛してもいいと思いました。

●それに引き換え、ショーの最中に酒飲んで寝ちゃってる日本人観光客のオヤジは愛せないなあ(笑)