2006-10-23「ミラノでおしゃれショッピング」

●ミラノ一日目。雨(泣)。この時期のヨーロッパは雨が多いみたいなので仕方ないんですけど、初日から雨だと滅入ります。

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●でも、ここはミラノ!ファッションの街っすよ!ウインドウショッピングというテがあるじゃないですか!(まわる店が毎度微妙ではありますが)というわけで、地下鉄で出発。そしたら、地下鉄の売店でいきなり「ラ・セーヌの星」のDVDを発見。

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●こんなところで吊るし売られるほどにメジャーなのか?ラ・セーヌの星。

●ミラノ名物「ドゥオーモ」前まで来てみたのですが、やっぱり晴れてる日にちゃんと見たいよね、と考え、即座にすぐ横にある「ガッレリア」(アーケード街)へ突入。このアーケードはバール(BARの事ですが、みんな軽食もあるパリで言うカフェー的なお店)ががんがん立ち並んでいて、平日でも結構にぎやかなのです。手始めに適当なバールでエスプレッソ飲みましたがウメー!やっぱし、スイスはことさらにエスプレッソが不味かったです。豆が違うんでしょう、きっと。

●で、ミラノ中心部のオシャレデパートへ。まず向かうは家庭用品コーナー(えー?)。デパートの一階ってのはどこの国もだいたい一緒なんですが、食料品売り場と、家庭用品売り場は、露骨にお国柄が出ちゃうのです(今回の経験上)。ミラノはというと・・・やっぱり、食器類がすばらしくカッコいい。エスプレッソマシンだって、こんなに可愛い。

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●デザイン用品でおなじみのアレッシコーナーも、本国だけに充実。新製品の毛玉取りペンギンが、可愛いと思いました

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●あと、インテリアコーナーではハロウィンとか通り越しちゃって、クリスマスコーナーが大にぎわい。

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●んーと、ハロウィンの準備はもう済んだって事?それとも、イタリアではハロウィーンやらないのかな?なんか気が早すぎません?

●デパートがオシャレすぎて、食料品売り場がないのが残念でしたが、超エンジョイ。一応、ネクタイとか、シャツとかファッション関係の買い物もしたんですけど、ネタ的につまんないので割愛しときますよ(笑)

●デパートを出てブラブラしていると、これまたお国柄。フェラーリショップを発見。一軒まるまるフェラーリグッズです。シューマッハ引退で盛り上がっているのかと思いきや、全く関係なし。つか、シューマッハグッズはひとつも見当たりません。なんか、冷たいなー。一番良かったのはF1マシンではなく、フェラーリエンジン載んだモーターボートの模型。

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●これは、かなりカッコよかったです。ラストはCDショップのDVDコーナーで見かけた「力石徹(一瞬ウルフ金串かと思ったよ)」のDVD。

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●イタリアでは「ロッキー・ジョー」ってタイトルなんですね。ロッキーって、イタリアでボクサーの代名詞?

●明日は晴れますように!

2006-10-24「努力というか技術というか」

●イタリア流、なのか、格安流なのか、宿泊しているホテルの対応がひどすぎ。笑顔ひとつ見せないし、話しかけても億劫がるだけ。安いとはいえ、ホテルの宿泊代は支払ってるんで、もう少しまとまな対応してくれたらいいんじゃないかと・・・。

●さらに、今朝からホテルの無線LAN(リーズナブルですが有料)が急に繋がらなくなりました。サーバのログイン画面までたどり着けないので、レセプションに苦情を言ったところ「電波は出てるし、なぜあなたのPCが繋がらないのかはわからない」の一点張り。もし、それがホテルマンとしての「毅然とした態度」であるなら、ホテルとして最低限、有料サービスの責任くらい取ってほしいです、まったく。ひょっとして東洋人が嫌いなのか?(結局近所のネットカフェから繋いでます)

●今日は、張り切って早起き。晴れ!とまではいかないけど、雨は上がってる様子。で、これがミラノで一番の観光地で、街の中心でもあるドゥオーモ(大聖堂)!グロテスクなくらい(いい意味で)巨大、かつ、バカバカしい建築物。

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●正面は修復工事中で、昨年からハザードで隠れちゃってるそうです。この正面玄関を完成させたのがナポレオンだそうなので、一応、ナポレオンの後ろ姿を手前になめておきます。無数に突き出た塔?みたいのが135本。

●内部も巨大すぎ。「ALIEN」でノストロモ号が降り立った謎の惑星の、あの感じに近いと感じました。たぶん基礎知識なしに、一人この内部に入り込んだら、さぞや「怖いだろう」と思います。人を入れ込んで写真をとらないと、たぶん巨大感さえ失われてしまいますよ。

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●で、ステンドグラスもよく見ると、とにかく凄い懲りよう。

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●で、屋上(というか、屋根)に登れるとの事なので行ってみました。

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●間近で見ると、この建築物のバカバカしさがリアルに伝わってきます。135本の塔それぞれに、(下からでは確認できるはずもない)凄まじい彫刻。

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●着工から約400年で正面玄関完成とゆーのも伊達じゃありません(笑)人の作る物は、面白いです。

●それと反対に、近所にちっちゃくて可愛い教会も発見。

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●見た目にはゴシック建築以前のものなんで古いのか、それとも趣味でこうしたのかは謎。サン・サティロ教会というみたい。で、一番面白かったのは祭壇。入ると「おお、質素だけどなかなか奥行きが合って立派な教会・・・ん?ん?んん?

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●なんと、祭壇がトリックアート(笑)実際には1メートルたらずの段差ですが、うまい事奥行きを演出してます。

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●これは面白い!!慎ましいというか(笑)凄い技術というか。

●教会続きだったので、買い物情報。CDショップで見かけた「スーパーロボット主題歌コンピレーション2枚組」を購入。

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●試しに聞いてみたら・・・オレの知らないイタリア語の怪しげなマジンガーとか、ガンダムウイングとか、キャプテンハーロックとか、ダイターン3(こんな物まで放送されたのか)とかの歌満載。何ひとつ聴いた事ないよ(泣)一応、曲中で「マジンガー」とか歌われてます。

●あと、ベルクロで好きなロゴが貼付けられるTシャツも購入。

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●これ、イタリアのバイクウェアです。一見普通のハーフコートとか、肘にプロテクターが入っててやけにカッチョよかった(しかも値段が2万円もしない)のですが、かさばるので購入を断念。何しろ、恐れていた寒さは皆無。今日はシャツ一枚でも蒸し暑いくらいでしたよ。

●ピッツァも、リゾットも、エスプレッソもまあ美味い。(驚く程ではないけども)ホテルに不満はあれど、食べ物に関しては問題ないのでミラノ満喫してます。

2006-10-25「準備の日」

●今日はミラノ中央駅まででかけて、明日以降の移動手段なんかの詳細確認。ムッソリーニ体制の時代に作られたとあって、なかなか威風堂々(「威圧的」とも言う)の建築です。

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●明日は、ヴェネツィアへ向かう予定なのです。昼が近づくと、駅の窓口とはいえどもガンガン昼休みに突入。客より昼休み!この辺にイタリアの流儀を感じます。銀行や郵便局なんて、午後は3時から4時までしか開いてないんですよ。切符の予約もいらないらしいし、1時間に一本は電車があるみたいなので一安心。イタリア放浪後(11月初旬)、アメリカへの窓口もミラノのマルペンサ空港発の予定なので、空港までのアクセスもチェックしておきました。予定がないようで、そこそこ準備はしておかないと立ち行かなくなるわけです。

●その後は、観光地を少し離れてのんびりと散歩&バールでコーヒー。街行く人を眺めてるだけで結構楽しいです。ミラノはファンション最先端の街として紹介される事が多いですが、確かに街行く女性は、心無しかみんなファッショナブルに見えます。カジュアルな子も、フォーマルなOLも、色合いとかに気を遣っていて「ああ、オシャレなんだなあ」と実感。変に観光名所まわるよりも、道行く人の服装チェックとかしてた方が楽しいくらい。一方、男性はといえば、オシャレっぽい人はほとんどがスーツ姿。ロンドンやパリよりもカチッとした感じが意外でした。スーツが流行りなのか?

●さらに街中で見て感心しちゃったのは、若者(高校生?)4人組のバイオリン大道芸。

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●基本的にはそれぞれがアドリブをかましながら、クラシックの名曲をメドレーで繋げてゆくのですが、素人が聴いてとても楽しい演奏。たぶんリーダーっぽい、アコーディオンは大人しくて可愛いタイプ。無口でクールなタイプ。アクションが派手なパフォーマー。にこにこなごみ系と、それぞれのキャラも立ってます。これだけカジュアルにクラシックが楽しめるってのも、イタリアっぽさなのかなあ、と思いました。

●それから、「イタリアンデザイン」という言葉があるくらいで、街の雑貨屋さんをのぞくと、素敵デザインの雑貨に高確率で出会えます。何気ない街角のこのお店も、そんな一軒。

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●洗練された大人っぽい雑貨はもちろん、オレが気になるのはどうしても「子供向け」な感じのかわいいアイテムなんですけどね。

●それにしても、ほんと、ミラノの宿にはまいりました。書き忘れてましたが、窓がないので朝起きると真っ暗なので、時計を見ないと時間がわからないのです(ほら、寝る時は電灯消しちゃってるから)。しかも今日は、下水の匂いが上がって来てるのか、バスルームが妙に臭い(泣)もちろんネットも不通のままです。半額料金で泊まってるとはいえ、これで三ツ星ってのは疑問だなあ、ほんと。

●ラストは、3日通って顔見知りになったバール&タバコ屋の店主に「あんたにぴったりのタバコ新発売」とかなんとか言われて、買ってみた日本産たばこ「さくら」。

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●これがまた、チャコール系の香料に頼った感じのスカスカっぷりで美味しくないよ(ノД`)

2006-10-26「めざせベニス」

●なんだか暇な時間をダラダラと過ごしてしまったミラノでしたが、イタリアの第一歩としてはそこそこ満足しました。それで、今日は第二の都市、ヴェネツィア(ベニス)へ移動。

●ミラノ中央駅からインターシティに乗って約3時間でヴェネツィアへ到着!!駅舎を出たとたん、目の前に船。ああ、この異常さがヴェネツィアなんですねー。

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●運河だらけの街、ヴェネツィアには車は全く走っていません。交通手段はボートのみ。面白いなあ。が、しかし、階段や橋でいっぱいのこの街は、大荷物を持って歩けるような場所でもありません。キまずはホテルへ移動して情報を固めないと。とはいっても、バリバリの観光地ヴェネツィアは陸から切り離された(道路では繋がってるけど)小さな街です。本島に泊まろうとすると、観光地のど真ん中ってこともあってホテル代もそこそこイイお値段。そんなわけで、陸地側にあたるメストレ地区に宿をとる事にしたのです。ヴェネツィアは少しおあずけです。

●再び電車に乗り込んで二つ目の駅がメストレ。ヴェネツィア観光の中継地点にもなってる庶民的な街。たどり着いたホテルは、まるでフツーの家です(笑)。

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●たぶん、元々は民家だったんだと思いますが、綺麗に改装されていて、部屋も広くていい感じ。レセプションはバイトみたいなにーちゃんですが、英語が話せて懇切丁寧なので、助かります。ちょっとヴェネツィアに行くのに手間がかかりそうだけど、ミラノのホテルの無愛想さにうんざりしていたため、ちょっといい気分。

●暗くなって来た事もあって、ヴェネツィアに乗り込むのはあきらめて、メストレの街を散歩する事に。そしたら、街の中心部は大きなビルはないから素朴だし、街はそこそこ賑やかだしいい雰囲気。

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●CDショップで聞こえてた、ハードロック調のビートルズの「レボリューション」が気になり、思わず店員さんに聞いてアルバム購入。「Butchering The Beatles – A Headbashing Tribute」という、ハードロック版トリビュートです。ジャケット裏を見たらアリス・クーパーだの、スティーブ・バイだの、モーターヘッドだの有名どころが参加してるみたいなんで、結構メジャーなアルバムなんですね。ちなみにカッコよかったレボリューションのボーカルは、ZZ-TOPのオッチャンでした(笑)

●ご機嫌でメストレの街を歩いて、適当なピッツェリアで夕飯を取ることに。頼んだのはボンゴレと、牛フィレのポルチーニ茸ソースっていう奴。パスタはそこそこだったんだけど、牛フェレステーキのポルチーニソースが激ウマ!!

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●やっぱり、季節の物は美味しいんですかねえ?何しろ一人ぼっちなんで「ああ美味い」「ああ美味しい」とぶつぶつ言いながら食べてました。ソースはパンにつけて残らずいただきましたよ。ミラノよりもリーズナブルだし(似たような物食べたらミラノは1.3倍はとられそう。ヴェネツィアもそうなんじゃないだろうか?)、ひょっとしてメストレに泊まったのは正解だったかも?!!

●それにしても一人で食べる食事、寂しいなあ。

2006-10-27「霧のヴェネツィア」

●朝起きたとき、地面は濡れてるし、外は薄暗いしで、てっきり雨かと思ったら「霧」だそうです。こういう天気は、ヴェネツィアのこの時期、珍しくないそうです。今日は観光しようとはりきってるのに。

●ホテルのあるメストレからバス(バス停はホテルから徒歩2分だった)に乗り込んでおよそ15分でヴェネツィア「ローマ広場」に到着。ややこしい名称なんですが、ヨーロッパはこのパターン多いんですね。ミラノにもヴェネツィア通りがあったし。思ったより移動が簡単でした。ああ、でもやっぱり霧が濃いです。

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●不安になりつつ、ヴェネツィア市民の交通手段、ヴァポレット(船版乗り合いバスです)に乗り込みます。他に、観光用のモーターボートとか、おなじみのゴンドラとかあるんですが、何しろ男一人脚ですから乗りにくいんですよ(笑)。このヴァポレットで、運河にある停留所をいくつか巡回って行く訳ですが・・・素晴らしい!!観光名所を各駅停車で巡回って行く贅沢。どこもかしこも見せ場だらけで、乗り合いである事さえ忘れれば、リアル版カリブの海賊みたいな気持ちです。

●しかし、この街は「いくつもの島が橋で繋がってる」と認識してたんですが、どっちかというと、「海の上に建物が建ち並んでる」って方がイメージです。島って感覚じゃないです。海上に家が生えてる(笑)

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●狭い路地の様な水路もあって、とてもユニークな街です。で、まずたどり着いたのが一番メジャーな観光名所「サンマルコ寺院」。

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●9世紀に、エジプトで亡くなった聖人サンマルコの遺体を、ヴェネツィアの商人がこの街に運んで来たんだそうです。で、ありがたがってこの寺院を建てたところ、市民の意気が上がってみるみる街が栄えていった、という話。要するにヴェネツィア発展のきっかけになった場所なんですね。そんなわけで、その後、十字軍が略奪してきた財宝なんかはみんなここに納められてるわけです。

●さあ、入ってみようと思ったところ・・・

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●今日は何の限定グッズが売り出されるんですか?といった感じの大行列。さすが人気観光地。ひょっとして、今回の旅で一番混雑してたかもしんない。ちなみに台の上に乗ってるのは、寺院の周囲に浸水しちゃってるから(水没?)。

●館内は撮影禁止でしたが、これまで各国で見て来た教会と違って、すんげークラシック。彫刻による装飾とかでなく、ひたすらに壁画、壁画、壁画です。シックで面白い。祭壇の真後ろには、コンスタンチノープルからの戦利品、宝石で作られたキリストと12使徒がありました。まさに宗教=国家だった時代の産物です。

●でも、本当に人だらけ。街は土産屋だらけ。イタリアの日光東照宮です。道ばたで客待ちしてるゴンドラの船頭たちがヴェネツィアらしいです。

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●それから、人だけじゃなく鳩も多い!!

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●その後、ヴァポレットにちょこちょこ乗りながら、またてくてく歩きながら、有名どころの観光地を散策。天気がよければ最高だったのになあ、運河クルージング。

●そんなわけで、最後に今日見つけた可愛い物。と、いうか可愛い人。メストレのレストランで隣り合わせた、可愛い奥さん。

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●店に入って来た時は、なにかプリプリしていて、旦那さんに小言。でも、お腹は空いてたのか、グリッシーニ(細長い乾パン)をすごい勢いで可愛らしくポリポリ食べながら。その様子が最高にキュートだったのです。食後、旦那さんがオレに「タバコくれない?」と話しかけてきたのがきっかけで話をはじめ、すっかり1時間近く話し込んでしまいました(英語で助かった)。写真撮影の時はすっかりご機嫌になってました。ほんと、すごく可愛らしい奥様でしたよ。

●明日は「ベニスに死す」のリド島へ行ってみようと思います。混んでるのかなあ・・・。